冠は余らない
もう1か月以上もたちましたが、完結しました。昨年10月の公開から11か月で書き上げたと思えば、私にしては悪くないペースです。そして約4年ぶりの完結です。オチありきで書き始めたことが功を奏したと言えるでしょう。
オチは最初から決まっていました。ふと「Anotherなら死んでた」と花宮真が結びついてしまったので。ギミックの詳細についてはぜひ『Another』を、花宮真と誠凛高校の本来の関係についてはぜひ『黒子のバスケ』を。そんなこんなで舞台も序章も題名も決まったので。
今吉翔一もそんなこんなで芋づる式に登場しました。霧崎第一高校もある種の責任の下に登場させました。花宮真は本来は霧崎第一の選手でした。
心残りはありませんが、プロットより3話ほど少なくなりました。機会があれば番外編を出すかもしれません。
読んでくださったみなさん、リアクションをくださったみなさん、どうもありがとうございました。
再度になりますが、夜見山北中学については『Another』を、高校バスケについては『黒子のバスケ』を、ぜひ読んでみてください。どちらもTVアニメ版と劇場版が制作されています。『Another』は小説原作ですが、コミカライズされています。『黒子のバスケ』は漫画原作ですが、スピンオフ小説が出ています。
ちなみに私は『Another』原作者の綾辻行人先生の作品の中では『殺人鬼』と『時計館の殺人』と『黒猫館の殺人』が特に好きです。『黒子のバスケ』の登場人物の中では、花宮真と黒子テツヤが特に好きです。